慢性の頭痛でお悩みの方は全国に3000万人以上いると言われています。中でも片頭痛（偏頭痛）の痛みはつらく日常生活や仕事の大きな支障となります。片頭痛（偏頭痛）は体質要素が多いため、完治は難しいといわれています。
しかし、頭痛の頻度、頭痛の強度、持続時間を減らす施術を行うことで、患者さんの生活の質を十分高め、生活に支障が出なくする事は十分可能です。
また片頭痛は痛みのストレスが神経を疲労させて、さらなる頭痛を招くという、悪循環を生む危険もあるため、セルフケアをして、常に症状を緩和し、悪化を予防することが大切です。

慢性頭痛のなかで一番多い緊張型頭痛。無理な姿勢や過度な緊張、ストレスなどが重なって起こると考えられています。緊張型頭痛は、頭の周りを何かで締めつけられるような鈍い痛みが特徴でよく「ヘルメットをかぶったような」「輪っかでしめられているような」など表現されます。また、肩や首の強いこり、めまい、ふらつき、全身のだるさなどを伴うこともあります。

緊張型頭痛は、首から肩、背中にかけての筋肉や頭の筋肉が緊張することで起こるといわれています。
筋肉の緊張が高まると、筋肉内の血流が悪くなり、筋肉の中に乳酸やピルビン酸などの老廃物がたまります。それが周囲の神経を刺激し、締めつけられるような痛みを起こすのです。また、精神的ストレスは、筋肉の緊張がなくても頭痛を引き起こすことがあります。

緊張型頭痛、片頭痛（偏頭痛）に関して、当院では首だけでなくポイントとして固くなっている部分＝緊張している部分をみつけて施術をしていきます。慢性症状が長い方、少し痛いとすぐ薬に頼ってしまう方など、薬に依存していられる方も多く見受けられます。毎日飲んでいたのが数日だけになった方、あれからもう飲まなくなった方など感想を頂いております。一気に減らす、無くすではなく、少しずつ減らせていけるように一緒に頑張って計画していきましょう。